企業側からの視点と労働者側からの視点によって、試用期間の本質を知ろう!

試用期間を企業から見た場合

 

 40代であっても、これまで働いてきた環境によっては、もしかしたら試用期間という制度についての知識がないのも致し方ないことなのかもしれません。ということで、ここでしっかりと試用期間の本質について知っておきましょう。

 

 試用期間を実際に取り入れている企業から見た場合、この制度は、社員の採用の失敗を取り戻すためにあると考えることができます。場合によっては解約権などを行使し、それによって失敗を無かったものとすることが可能なわけです。

 

 もちろん常識的に考えて横暴極まりない解雇の仕方というのは、この権利の乱用となるわけですから許されませんが、試用期間中に社員のことを逐一観察し、もし採用が失敗だったと感じれば、その権利を行使するのも止むを得ないと判断することができる、と企業側は解釈していることが多いでしょう。

 

試用期間を労働者から見た場合

 

 では、逆にこの試用期間を労働者側から見た時はどうでしょうか。会社や業務に慣れるための期間と言えるかもしれません。それなりに社会人経験があったとしても、転職によって勤める企業が変われば、不慣れなことが多々出てくるでしょう。

 

 試用期間という、言ってみれば、「不慣れな部分が出てしまっても許容される」と解釈できる期間で会社のルールや雰囲気、業務などに慣れ、本採用となるまでに能力が発揮できる状態にまで自分を高めることが求められる、それが試用期間と解釈できるはずです。その意識を持ちながら、試用期間というものを過ごすことがポイントとなってくるでしょう。

 

試用期間の本質は?

 

 企業側から見た試用期間と労働者側から見た試用期間、恐らく共通点もあると思いますが、異なる見方や解釈ができることもわかったのではないでしょうか。では、この試用期間の本質とは何か、これをまとめてみましょう。

 

 元も子もないかもしれませんが、試用期間は、通常の労働契約と特に変わらないものと言えます。裁判の判例上も、そして現在の多くの企業や法律家の解釈においても、試用期間は通常の労働契約の中にあり、企業や労働者の権利や義務等は極端に大きく変わるものではないということになっています。

 

 そういう意味では、求人で試用期間という文字を見かけても、通常の転職活動と変わらぬ作業をし、本当に入りたいと思う企業へ応募することが重要なのかもしれません。

 

 

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